ファーマーズセレクト生産者のご紹介 Part.06
Farmer’s Select 「HIROYOSHI」
有機栽培にこだわり、食べてくれる人の健康を思う生産方法。
徹底したJAS有機栽培は、豊富な知識の上に成り立つ”匠の技”
Spec 新潟産こしひかり JAS 有機米
Area 新潟県柏崎
Style 徹底した有機循環型農業
Taste 芳醇な香り、濃厚なうまみ、飲み込んだ後に続く甘み
Note
微生物たちによって土が作られているのであれば、
彼らが元気いっぱいに活動できるよう環境を整えるこそが重要であると、
1 年を通して土壌の微生物を大切に見守る農家がいる。
ここでは、微生物から昆虫、飛来する鳥へと食物連鎖が活発に行われ、昔から変わらない風景を見ることができる。
そんな農地を観れるのは、薬を使わない農地だからだ。
ひと段落ついた稲刈り後の田んぼに米ぬかや海水塩を撒き、
冬から春にかけても微生物たちの住環境に気を配る。
いざ米づくりが始まれば、魚のアラや海藻を発酵した有機肥料、
発酵鶏糞、牡蠣殻の粉末、海水塩までも有機肥料として活用し、
彼らのアクティビティを最高潮へと導く。
化粧をしていない、すっぴんの新潟のこしひかり。
ご堪能ください。
ファーマーズセレクト編集者からのコメント
HIROYOSHIさんは、並々ならぬ有機栽培への思いを持っている農家さんです。
事務所には、農業や農法に関する参考書やエッセイが壁いっぱいに並べてあります。
本人も本当に勉強家で新しいお米や面白い農法があると試してみているといいます。
そしてコンクールや品評会へのお米の出品も惜しみません。
毎回私が挨拶に行くと熱烈に語ってくれるため、とても勉強になります。
それも美味しく体にいいお米をみなさんに食べて欲しいから。
HIROYOSHIさんは昔から地域で行うカメムシ防除にも昔から反対をしていると話してくれました。
農薬や化学肥料を長年与えることへの環境の変化への懸念です。
そんなHIROYOSHIさんは、特別栽培米だけでなく、JAS有機米の栽培にも力を入れています。
言葉だけであれば、簡単ですが実際に栽培するとなると、手間や苦労の増えるのが、JAS有機米。
人だけではなく、環境や田んぼのことをしっかりと考えているからこそできるお米です。